コンディショニング・ゴルフ · 2022/02/12
コンディショニングの鉄則は、目的に適合する動作でトレーニングをすることです。
そうしなければ、ゴルフのトレーニングをしているつもりなのに、ゴルフには活かされないトレーニングになってしまいます。
ゴルフスイングでは、誰もが、両膝屈曲位の構えで始まり、左膝伸展位のフィニッシュでスイングを終えている。
だから、左膝はスイング中、伸展している。
コンディショニング・ゴルフ · 2021/09/23
ゴルフスイングは、そんなに力を必要としない
ことに氣づきましょう。
なぜなら、
ゴルフスイングは、ボールに向けて、上げたクラブを落下させている
からです。
この点を把握されていないと、スイング中、クラブの重さを持ち続けて振ってしまうからです。
クラブを持てば持つほど、その分、クラブの落下の妨げとなります。
妨げをしている認識がなれば、更に、力強くクラブを持ち、ボールにクラブヘッドをぶち当てるスイングをし続けることになります。
こうならないために、一般に、
「力を抜いて振る」
「払い打つ」
「打ち込まず、ヨコに振る」
「ゆっくりと振る」
「ヘッドの重みを感じて打つ」
「ボールの先に薄くターフを取る」
などと指導されているのです。
不必要な努力をしているから、身体を痛めることにもなるのです。
コンディショニング・ゴルフ · 2021/08/05
腰が曲がったまま、アドレスしているから、ゴルフ・スイング中も、腰が引けたままでいる。臍下を前に出すスイングをすると、大きなスイング・アーチになり、フィニッシュも、大きく、ゆったりとしたものになる。
コンディショニング・ゴルフ · 2021/07/05
「ゆっくり振る」ことで、重力エネルギーを引き出す。その上で、重力エネルギーの妨げにならないように、筋力を少しずつ加味して、ヘッドスピードを上げていくように練習をすれば、シャフトがどんどんシナル、スイングになっていきます。
コンディショニング・ゴルフ · 2021/01/04
同じ動き、同じ運動をしていても、筋肉は硬くも、柔らかくもさせることができるのです。
一般には、筋肉は収縮する能力しかないため、動けば、筋肉はただ縮こまり、硬くなってしまいます。
しかし、
踏ん張る過程や瞬間に、息を吐くように意識する
ことで、動くことで、筋肉を柔らかくすることができるのです。
確かに、最大の筋出力が求められてしまうと、一瞬、息を止めることでパワーが発揮できます。
しかし、あくまでも、フィットネスのための運動では、そこまで負荷をかけることをするものではありません。
健康的な運動では、せいぜい、最大筋出力の60~70%程度の負荷ですから、このレベルでは、呼気しながら運動することが可能です。
ゴルフスイングなら、ダウンスイングからフィニッシュにかけて、息を吐くようにすれば、筋肉がリラックスしている分、動きやすくなり、可動域が拡がります。
コンディショニング・ゴルフ · 2020/11/13
肩から腕を振るのがゴルフスイングとは限りません。
下半身や体幹によるスイングもあるのです。
でも、大多数のゴルファーは、「腕振りのスイング」をします。
だから、「トップでの右肘のまま、体の右サイドに落下させる」ようになどという指導が必要になってくるのです。
スイングは、肩から振るものだという固定観念を止めましょう。
それだけで、ダウンスイングにおいて、横振りをすることがなくなり、右肘が、自然と、右脇へ向かうダウンスイングとなるものです。
また、「腕振りスイング」をしているから、肩や首を痛めてしまうのです。
コンディショニング・ゴルフ · 2020/09/15
『座位、骨盤側屈させつつ、上体逆へ体側』のストレッチをしてみましょう。
これが硬いようでは、フルスイングをすると、下半身がヨロけてしまうでしょう。
ゴルフスイングでは、左右の体重移動が行われています。
しかし、骨盤の左右の動きが硬いようでは、バランス感覚が劣化してしまっています。
日常生活では、使われていない動きのため、退化してしまっている動きです。
このコンディションで、ゴルフスイングをするとなると、バランス力がないため、フォロースルーでは、土台となる下半身が崩壊してしまうのは必定です。
この骨盤側屈ストレッチをすることで、自然な体重移動ができるようになります。
また、股関節を起点とした骨盤体側運動ですので、股関節の動きを柔らかくさせることともなります。
コンディショニング・ゴルフ · 2020/05/17
ほとんどのゴルファーは、トップから、アウトサイドからダウンスイングをしてしまっています。
そのため、「インサイドからダウンスイングを」という指導になっています。
コンディショニング的には、「腕振りスイング」をしている前提があるから、この問題が生じていると考えます。
ですから、「インサイドからダウンスイングを」しようとするのではなく、そうなるような動き方をしていないから、アウトサイドからダウンスイングをしてしまっていると考えます。
『椅子座位、両脇固定ハーフスイング』
をすることで、自ずと、足脚を回旋させてのスイング動作を覚えるでしょう。
この下半身の回旋運動に伴い、体幹が動き、そして、腕が振らされるようにするのです。
すべては、手腕で振るのがスイングだと錯覚しているところから、ゴルフを難しくしてしまっているものです。
下半身と体幹の動かし方を知れば、脇が開いたダウンスイングとはならなくなります。