コンディショニング・ゴルフ · 2022/02/11
ゴルフクラブには、ヘッドがある分、ヘッドの方が、グリップエンドより重い構造になっています。
そのため、素早くテークバックしてしまうと、ヘッドだけが、先に、担ぎ上げられてしまいがちです。
そこで、ゆっくりと動くことで、ヘッド+シャフト+手+腕+肩+体幹+下半身を、一体にシンクロナイズドさせて動かすようにしましょうという意図が、「ゆっくりと」と指導されています。
コンディショニング・ゴルフ · 2021/03/30
ゴルフクラブのヘッドスピードを高めようという意識のあまり、ヘッドを先行させてスイングしてませんか?
これでは「手打ちスイング」で、ゴルフボールのスピン量は増えませんし、飛距離も出ません。
このようなことにもならないために、
「大きなスイング・アーチで」大きく振る
「ゆっくりしたテンポで」ゆっくり振る
とアドバイスされています。
でも、この指導の前提である、
『クラブヘッド、シャフト、手、腕、肩を、一体にしてテークバックする』
ということをしていないと、望まれる結果にはなり得ません。
この点を理解されていれば、自ずと、結果として、アーチが大きくなり、ゆっくりしたスイングになるものです。
ゆっくり感だが、体幹や下半身を動員する時間が与えられている動きなので、ヘッドにパワーが伝わり、飛距離と安定性が生まれるのです。
手腕を振り回していると、ヘッドスピードが上げられるというのは、錯覚です。
コンディショニング・ゴルフ · 2020/07/11
「腕とクラブを同調させてテークバック」という表現のゴルフレッスンがあります。
多くのゴルファーのスイングが、クラブと身体をバラバラに動かしているため、このような表現が使われているのでしょう。
ゴンディショニングからの視点では、何も、意識して、クラブと腕を同調させるようなことはしません。
スイングする以前に、コンディショニングのことを無視してしまっているため、おかしなスイングになってしまうのです。
スイングするわけだから、手や腕を動かしてクラブを振るものと思ってしまっているからでしょう。
だから、腕とクラブを同調させる必要に迫られてしまうのです。
『両脇閉位、爪先立ち坐位ゴルフスイング』をすることで、手腕だけ動かしていては、スイングができないことを知りましょう。
下半身や体幹も動かせば、自ずと、腕とクラブは同調されてテークバックするようになるものです。
コンディショニング・ゴルフ · 2019/07/31
アドレスで、グリップ位は不動でも、胸が開いた分、体幹と上肢帯を一体に動かす「体幹スイング」のテークバックがしやすくなる。
コンディショニング・ゴルフ · 2019/04/13
「両腕、グリップ、ヘッドで形成されるYの字が、崩れないようにテークバックすればいい」と理解されるでしょう。
これでは、肩関節で、Yの字を維持しながら両腕だけを動かす「手打ちスイング」を助長するテークバックをしてしまうでしょう。
意図されているテークバックとは、上肢帯不動の、体幹動作によるテークバックです。
手腕肩を、手腕肩で動かすテークバックをしないことで、上肢帯不動のテークバックをしましょうということです。
動作プロセスにおいて、手腕肩の上肢帯を動かさなければ、結果、Yの字が維持されたままのテークバックとなります。