今、習慣として、動く
ようにしておかないと、病んでからでは遅すぎます。
リハビリの効果は、個人差が大きいものです。
しかし、その差は、その人の意志力と比例しています。
リハビリは、薬物療法でも外科的治療とは、根本的に違います。
ご本人がすることが求められている療法です。
日本での生活はとても便利です。
社会が、より安全に、より個人が何もしなくても済むように、準備してくれています。
その結果、より動かなくて済むようになってきています。
ですから、なお更、個人力が要求されている時代となっています。
意識して、動力に頼らないチョイスをしておきましょう。
その延長で、いつの間にか、動くことが苦にならなくなっているものです。
関節可動域が悪くなった関節だからこそ、曲げる、伸ばす
意識が大切です。
人は、左右を比較して、動きが悪くなった関節の存在には気がつきます。
しかし、それで終わりにしてしまいがちです。「歳だから」と..。
傷害によるものであっても、ケアし続けるのと、しないのとでは、その差は、歴然としたものになっていきます。
ポイントは、
一瞬でも、出来るところまで、曲げる、伸ばすケア
をすることです。
とかく、人は、出来ないことは、楽しくなく、したくありません。
でもそれは、意識が、結果に向けられているからです。
意識的に、結果ではなく、プロセスの「すること」に重きを置くようにしましょう。
ならば、ケアすることが、続けられるようになります。
ケアしていれば、ある時、関節可動域が変化してしまっているものです。
施術をしていますと、痛みは、人それぞれなものです。
それでも、健康不安を強く感じている状態ですと、誰しも、痛さによる苦痛は増しています。
「こんなに痛いのに、どうして診てくれないんだ?」と思っている方は、さすがに痛がります。
残念ながら、すべての体調不良に対して、即席に治療できるには至っていません。
そのような場合、特に、考え方をトレーニングすることをお勧めします。
考え方を変えるだけでも、痛み度合いを軽減することができるからです。
痛みは、痛い箇所だけから、痛みが発していると思われていますが、不安要素も痛みに加味しているものです。
不安に思えば思うほど、痛みが増大するものです。
「ご自分の身は、ご自分で判断している」という事実を認識さえしてれば、ご自分の身はご自分でコントロールしている感覚が育ち、体調不良時でも、なお、自身が、病気をコントロールする前提で思考するようになります。
人は、不必要に、病気は治してもらうものと思い過ぎているものです。
「腰が痛い」「膝が痛い」「腕を上げると、肩が痛い」などで、ケガをされていないのであれば、治療やリハビリを受けても、なかなか治らないものです。
その理由の一つに、身体パーツだけを動かす癖があるからです。
例えば、「膝が痛い」なら、膝の曲げ伸ばしによる動き癖があるものです。
そのため、膝を酷使させてしまっていることとなり、歳とともに、「膝が痛く」なるのです。
このため、治療やリハビリをしても、「膝を痛める」ことを止めない限り、その「ひざ痛」は改善しないのです。
そこで、是非、取り入れてもらいたいことに、
『階段下りで、マインドで、骨盤を下へ下ろす』
意識をもってもらいたいのです。
足脚だけを動かして下りるのではなく、マインドも動きに加味させるのです。
新たな動きはありません。
ただ思うだけです。
これにより、足脚への負担が減らせるのです。
「姿勢が悪い」ままだから、「腰痛」の治療を受けても、リハビリをしても改善しないのです。
問題なのは、人は、自分で自分の身を守ることをしていないことに氣づかないことです。
だから、「腰痛」が問題なのではなく、「腰痛」を治す氣がないことに氣づけないことに、「腰痛」の恐ろしさがあります。
「腰痛」を治さないように生活をしつつ、どうやって「腰痛」を治すかが求められているわけです。
もし、あなたが、普及している「腰痛」治療やリハビリが、このようなみんなの人の要望に応えるようにしているものであることに氣づけるならば、あなたの「腰痛」は改善の余地があります。
ケガした訳でもないのに「膝が痛い」。
通院してはいるが、「膝の痛さ」が改善する気配がない。
でも、なんとなく、マシになる氣がする。
ならば、使痛みからくる「膝痛」が起こりうります。
だからと、安易に「しょうがないよね」と、してしまいがちです。
同じ使痛みでも、皆のように、下腿を動かして歩けば、皆のように、「膝が痛く」なります。
膝の曲げ伸ばし歩行をしているからです。
でも、もし、あなたが、
大腿を動かして歩く
ようにするならば、少なくとも、膝が曲げ伸ばしされる歩行となります。
そのため、膝を強張らせることをしなくなります。
結果、膝を力ませていない分、膝を柔らかく使うこととなり、膝の弾力性がもどってきます。
歩いているときに、ちょっとでも、意識して、下腿ではなく、大腿を動かそうとしてみましょう。
あなたが、下腿で歩いてるなら、『大腿歩き』をすると、違和感を覚えるでしょう。
違和感があるなら、それだけ、やってみる価値があるということです。
または、やらないと、膝の治療だけでは、「膝の痛み」は消えません。
お肉に、硬いステーキもあれば、柔らかいのもあるように、人間の筋肉も同じです。
この点を想像せずして、ただ「ストレッチ」や「ヨガ」をするだけでは、それほど、筋肉は柔らかくは仕上がらないでしょう。
せいぜい、関節可動域が改善されるくらいです。
「腰痛」や「肩凝り」対策として、いろいろなやり方が紹介されています。
それらをする前に、
柔らかい筋肉になるように
という意識で取り組まないと、筋肉自体は、硬いままです。
だから、されても、「腰痛」や「肩凝り」のままなのです。
大概の人は、ストレッチの素晴らしい効果を体感はされていないでしょう。
あくまでも、頭では、ストレッチすれば身体にいいだろうくらいでしょう。
この前提にあるのが、皆のストレッチとは、どのようにするものなのかという認識にあるからでしょう。
人のストレッチとは、ラジオ体操のような動きであったり、筋をジワ~っと伸ばすことという認識でしょう。
この程度のストレッチでは、確かに、手術するには至らない「腰椎椎間板ヘルニア」は、さほど、改善はしないでしょう。
しかし、もし、あなたが、
人間の成長は、破壊と再生の繰り返し
という発想を、ストレッチにも応用するとなると、ストレッチの威力を体感できるようになるでしょう。
つまり、
『日頃、体験していない可動域の閾値までストレッチ』
をしてみましょう。
そうすることで、ちょっとの破壊を人体に加えることとなり、身体が、自然と、それに対応しようと、再生活動が促され、その体験に対する免疫力が生まれ、身体は成長するのです。
この繰り返しをすることで、腰周辺が、どんどん、柔らかくなり、椎間板の圧縮から解放されるようにしていくのです。
ストレ
慢性的に「ぎっくり腰」「腰痛」を抱えている人は、食事や運動の生活習慣に問題があることは自覚しても、なかなか変えられないようです。
結局、「これって、治らないでしょ」と公言できるまで、自ら、徹底的に悪化させる判断を下しています.....
これに対して、「ぎっくり腰」や「腰痛」に悩んでいる人でも、コントロールできている人は、悪化させる人と同じように、何もしていません。違うのは、
運動や体操はしたくないし、しない。
だから、そろそろ「解しておかないと」という、身体からサインだけは読み取り、どこかで体調管理して維持をしている。
つまり、ご自身ができない、しないことは受け入れ、できることをします。悪化させないように、生活習慣を変えれない自分を受けいれ、変えない前提で、できることをしています。それは、決して、ベストではないことは分かっていても..
「ぎっく腰」「腰痛」が改善しない人の特徴は、今すぐ効果を求めるあまり、出来もしないことを想像してしまい、結果、一切やらないため、確実に悪化させる判断をしてしまっている..
あなたにとって座り心地がいい椅子とは、今のあなたの姿勢を肯定している椅子になってしまいます。
現代、それほど、理想とされる姿勢をしている人は、ほとんどいません。
そのため、人気のある椅子になればなるほど、どうしても、姿勢の悪い多数派の姿勢をもとに、製造されています。
つまり、悪い姿勢のまま、快適な椅子に座っていれば、それだけ、その悪い姿勢が、どんどん固定化されていくことになるのです。
もし、あなたが、「腰痛」持ちで、腰に優しい椅子をお探しなら、この点を、あなたがどう判断されるかによって、今後の、あなたの「腰痛」がどうなってしまうかが決まります。
本来ならば、
姿勢を正す椅子は、慣れるまでは、氣持ちはよくないもの
です。