「椎間板ヘルニア」を患っても、回復させる人と、悪化させてしまう人がいます。
その差は、その人を観ていれば分かります。
「ヘルニア」に苦しめられない人は、「ヘルニア」だけの問題に留めています。
深刻な「ヘルニア」を抱えてしまう人は、当初から、マインドが、診断名「ヘルニア」に怯え、「ヘルニア」と思うあまりに、動かない生活をしてしまいます。
「腰椎ヘルニア」と診断され、「日にち薬」の対応をされているなら、今一度考えましょう。もっともっと酷くなりますから.... 激痛で....
それでも、その時、「体重を下げないとダメですか?」と....
恐らく、以前、診断の際に、そう指摘されていたのでしょう。
でも、激痛で、どの姿勢でも苦しくなった今では、遅すぎます。
触れるだけで、神経過敏状態ですから....
どんなお仕事でも、スポーツとは表現されないが、身体を使っている以上、アスリートと同じ人間で、本来、変わりはないはずです。
まともなアスリートであれば、試合という仕事への準備をして、ゲームに臨んでいます。コンディションを整えて....
だから、「椎間板ヘルニア」があれば、何もせずに暫く具合をみたり、病院へ行くだけはしません。仕事ができるコンディションにしようとします。
コンディショニング・ゴルフ · 2022/01/05
ゴルフスイングでは、「腰を回す」と表現されています。
また、そう見えます。
ですから、ゴルファーは、「腰を回す」スイングをしています。
ただ、同じ「腰を回す」でも、「腰を捻じった」スイングと、「脚を捻じった」スイングがあり得ます。
あなたはどちらをされてますか?
それを判別するには、「正坐ゴルフスイング」と「膝立位ゴルフスイング」をして、比較してみましょう。
正坐でゴルフスイングをすると、腰を捻じるしかバックスイングはできません。
しかし、膝立位では、腰を捻じっているつもりでも、腰だけではなく、脚も捻じれています。
同じことをしていても、ただ腰を捻じることをしていては、腰を痛めます。
なぜなら、腰骨の関節には、構造的に、捻じれる可動域がありませんから。
ですから、「腰を回す」にしても、意識して、脚から回すようにすると、腰を痛めるスイングにはなりません。
また、実際に、下半身が活かされたスイングにもなります。
コンディショニング・ゴルフ · 2021/12/28
「腰が切れる」という表現があります。
当然、腰が切れることは起こり得ません。
しかし、ある時だけ、いつも通りゴルフスイングをしているにも関わらず、なぜか、腰が切れたような体感を覚えるため、このような表現が、プロから発せられています。
コンディション的には、これは、腰のインナーマッスルである「大腰筋」の縮こまりが解放されている状態です。
大腰筋がスムーズに動いてくれると、とても、腰が動かしやすくなり、ゴルフスイングでは、インパクトからフィニッシュまで、ヘッドの加速がアップしてくれます。
特に、スライスに悩むゴルファーは、「腰が切れる」コンディションにしておけば、特にフォロースルーにおいて、「手打ちスイング」が修正されるようになります。
そこで、是非、
『坐位、体幹横滑りストレッチ』
をしてみましょう。
直接、大腰筋をストレッチするため、腰がスッキリとし、「腰痛」体操にもなります。
コンディショニング・ゴルフ · 2021/12/23
『正坐ゴルフスイング』
することで、どれだけ、手腕だけに頼った動きをしているかを認識しましょう。
習慣的に、そういう動きをしているがために、腰を捻り「腰痛」を引き起こしたりするのです。
「正坐ゴルフスイング」は、正坐しているがために、下半身や体幹を動かすことが難しいので、どうしても、手腕だけで振ってしまいます。
正坐していれば、それが、当たり前と思ってませんか?
その思考をしている限り、どんなに努力しても、「手打ちスイング」のままで終わってしまいます。
本来ならば、大腿のローリング、体重移動、体幹回旋という動作をした上で、手腕をスイングさせるのがゴルフスイングです。
つまり、肉眼では見えにくいところを動かすことをしていないと、腰を捻じってしまい「腰痛」を引き起こしてしまうのです。
脚で重い物を持つようにても、背中を丸めていれば、腰を痛めます。
特に、仕事場において、指摘されていることですが、腕力にたよって、重量物を持ち運びしていては「腰痛」を引き起こすと、注意喚起されています。
しかし、鏡の前で、理想とした構えをして見てください。
脚は使っているでしょうが、背中を丸めた「猫背」のままになっていませんか?
「猫背」では、まだ、腰や肩への負担が残っています。
臍下を前に出して、重量物を持つ
ようにしましょう。
この意識ならば、自然と脚も動員されるし、「猫背」も改善されます。
その結果、全身での作業となるので、身体を痛めずに動けるようになります。
誰も答えられないことを、次から次へと持ち出して、メリーゴーランド思考に入っている心理状態を「迂回ノイローゼ」といいます。
こうなると、「ヘルニア」を改善させる目的が、いつの間にか、「ヘルニアは、不治の病でしょ」という前提で、「どうしたらいいですか?」になってしまっている。
メリーゴーランド思考に陥っていますから、あらゆる提案はすべて、即、却下。
検討するなんてことはせずに....
先日、「腰痛」を抱えている知人を、久しぶりに街で見かけました。
日頃から、「腰痛」を緩和させるために、ウォーキングをして、体重を落とすように努められている方です。
しかし、「腰痛」の具合が悪化しているようでした。
歩き方が、明らかに、腰をかばっていたからです。
確かに、体重を減らせば、理屈では、腰への負担は減るでしょう。
しかし、体重の重さが「腰痛」の原因ではないのは、誰しも分かっていることです。
それなのに、何故か、人は、真正面から「腰痛」を改善させるような判断をしないのです。
医学的にできることは、今も、これからも、薬物療法か外科的手術です。
せっかく、医学的検査をされて、今すぐに、外科的処置をされなくて済んでいるならば、まだ、時間的猶予がある状態の「腰痛」であるとは考えませんか?
薬物療法も外科的手術も、当事者は受け身の療法であることに氣づきましょう。
もしあなたが、能動的に、積極的に、ご自身でリハビリをするとなると、この猶予期間を活かすことができるでしょう。
なぜなら、みんなに効く治療というのは、あくまでも、してもらう方法であるというのが前提だか
「ヘルニア」の問題は、「ヘルニア」だけではない。マインドも問題。
運動経験がある人なら、ヘルニアになっても、動こうとします。だから、積極的にリハビリをします。
運動する習慣がない人は、「ヘルニア」になる以前から省エネですから、リハビリを消化します。
このマインドの差が、「ヘルニア」後の差に、顕著に現れます。