コンディショニング・ゴルフ · 2022/02/02
オフシーズンに、選手が走り込む話を耳にします。
下半身を鍛えるために、長い距離を、登坂を、時間を掛けて走り込む。
または、スクワットなどして....
とにかく、下半身を鍛え、いじめれば、より下半身を使ったゴルフ・スイングになると....
既に、「下半身スイング」をしていれば、そのようなトレーニングは功を奏するでしょう。
逆に、下半身が使えたスイング技術がなければ、ただ、下半身に硬い筋肉がつき、より下半身が使えないスイングになってしまうでしょう。
コンディショニング・ゴルフ · 2022/01/18
足脚を使って、手腕を振って、クラブを振る。
そのために、「下半身を鍛えろ」と....
そこで、スクワットをして、大腿四頭筋を鍛えると....
確かに、トッププロの下半身は鍛えられています。
しかし、ゴルフスイング動作のために、大腿四頭筋を鍛えろとなると、理論だけでのゴルフ・イメージ・スイングでしょう。
大腿四頭筋は、
津市の方で、昔から登山が好きで、歩かれているそうです。でも、肝臓の疾患のため、脚が重く、歩きたくても、歩くのがたいへんだそうです。
四日市市で、肉体労働されている方の場合ですと、特に傷害などはないが、脚の筋肉がどんどん細くなってきてしまったと....
これらは、実際に起きている事実です。
コンディショニング・ゴルフ · 2022/01/10
ゴルフスイング指導で「両腕の三角形を保て」と言われると、腕でその三角形を保持するものと思っていませんか?
それでは、「手打ちスイング」を助長するだけです。
なぜなら、意識が、腕や肩に向かってしまい、腕による動きでスイングをしてしまうからです。
もし、
「ヒップ・スイング」をしているなら、上半身はリラックスされたまま
で、三角形は保持することができるのです。
腕によるスイングではなく、ヒップの動きに、腕が動かされるスイングとなるからです。
結果、スイング中も、不必要に、肩を強張らせることなく、アドレスで形成した三角形が動かされるだけとなるのです。
そのため、スイングをしても、「肩を痛める」ことも、「肩が凝る」こともないのです。
逆に、より上半身の体内が透き通った感覚が得られるものです。
ですから、「両腕の三角形を保て」は、保とうとするものではないのです、「ヒップ・スイング」をしているなら。
「二重跳び」をしようと励んでいる子を見かけました。
何度も失敗を繰り返しても続けていました。
でも、出来るようにはならないでしょう、あのまま続けていても....。
なぜなら、両膝の屈伸による「二重跳び」をしているからです。
それでは、飛んでいるように錯覚しているだけで、実際には、高く飛んでいないのです。
膝を曲げてしまえば、高さが貰えないのです。
結果、空中に浮かんでいる時間が短くなり、「二重跳び」が果たせないのです、努力しても。
「二重跳び」が出来なくても、なんら生活する上では支障はありません。
しかし、膝の曲げ伸ばしする癖があるということは、それだけ、歩く動物である人間が、膝の曲げ伸ばしで歩行をしてしまっているということを示唆しています。
これでは、膝を酷使していることとなり、やがて「膝を痛め」ます。
膝の曲げ伸ばし歩行をするのではなく、膝が曲げ伸ばしされる歩行
にすれば、障害による「膝を痛める」ことはなくなります。
将来、身体の老化を介助してくれるプロテクターを身にまとう時代が来るそうです。
プロテクターが、動きを補助してくれるため、介護士や家族の負担が減らせれるとの期待があるそうです。
人間が動くのではなく、機械に人間が自在に動かされる未来が....
既に、屋外では、電車や車に依存。それが、屋内までも、自力で動かないようになる。
身体の退化の加速が進むでしょう。
コンディショニング・ゴルフ · 2022/01/05
ゴルフスイングでは、「腰を回す」と表現されています。
また、そう見えます。
ですから、ゴルファーは、「腰を回す」スイングをしています。
ただ、同じ「腰を回す」でも、「腰を捻じった」スイングと、「脚を捻じった」スイングがあり得ます。
あなたはどちらをされてますか?
それを判別するには、「正坐ゴルフスイング」と「膝立位ゴルフスイング」をして、比較してみましょう。
正坐でゴルフスイングをすると、腰を捻じるしかバックスイングはできません。
しかし、膝立位では、腰を捻じっているつもりでも、腰だけではなく、脚も捻じれています。
同じことをしていても、ただ腰を捻じることをしていては、腰を痛めます。
なぜなら、腰骨の関節には、構造的に、捻じれる可動域がありませんから。
ですから、「腰を回す」にしても、意識して、脚から回すようにすると、腰を痛めるスイングにはなりません。
また、実際に、下半身が活かされたスイングにもなります。
人は、「治したい」とは言います。
でも実は、「(何もしないで、ラクして、)治したい」のです。
もし、あなたが、「いや、私は、違います。治したいんです」ならば、そう実行する人は、ごく一部であるという現実を認識しましょう。
この点に注意されないと、みんなと同類項に扱われてしまいます。
治す行動をとる人がいないのです。だから、積極的に治す治療の需要がないのです。
あるのは、楽しい、面白い、ラク、簡単、安い、痛くない、美味しいという商品やサービスです。
治さないことをしているから、治らないのとは区別しましょう。
「肩が痛い」なら、背中が丸めた体位で動いていないか
を、チェックしましょう。
「肩が痛い」と、肩のことばかし気になります。
もし、直接、肩をケガされたわけではなく、いつの間にか肩が痛くなったのであれば、肩だけを治療しても、なかなか改善しないものです。
重い物を持ち上げる際に、「猫背」姿勢で作業をしていると、下半身や体幹からのパワーがもらえずに、腕力に頼ってしまいます。
手腕は、足脚や体幹と違い、手っ取り早く動かしやすい面もあります。
そのため、手腕を前に差し出すことで、背中が丸まり、「猫背」姿勢となるのです。
その体勢では、どうしても、腕力で事をなすしかありません。
この癖が、やがて、「肩を痛める」ことになってしまうのです。
肩の治療をしつつ、意識して、肩に優しい動きをするように努めましょう。
筋肉は増やすもので、使うものではない
というくらいの認識を、筋肉には持ちましょう。
そうでないと、筋肉を使って動いてしまい、逆に、身体を痛めてしまうからです。
筋肉に頼って動くと、筋肉が硬くなったままとなり、凝ってしまうからです。
その結果、肩なら「肩凝り」のままとなってしまうのです。
例えば、ジョギングで、肩をリラックスさせたまま走れますか?
速く走るほど、どうしても、筋肉活動が動員されるので、肩が上がってしまい、首や肩が走行中、凝ってしまうのです。
『速く走るほど、なお更、意識して、吐く』
ようにしましょう。
そうすれば、自ずと、肩が下がった姿勢に変わるからです。
リラックスしようでは、リラックスはできません。
どのようにすればリラックス状態になるかを知れば、リラックスできるようになります。