グリップを握るとは、クラブを重力に逆らって持っているということになる。
だから、握力で握る度合いが強ければ強いほど、クラブを持ってのスイングをしていることになる。筋力頼みのスイングとなるから、筋力以外のエネルギーを使うことをしないスイングとなってしまう。
例えば、
- トップからクラブを、落下させることで得られる「重力エネルギー」
このエネルギーを使うには、
- クラブを持たないようにして、クラブを放り投げるつもりでスイング
- クラブがスッポ抜けない程度にグリップ
- 筋力を脱力
- ゆっくり振って、クラブがトップから落下するのを邪魔しないようにスイング
だから、「ゆっくり振る」ことで、重力エネルギーを引き出す。その上で、重力エネルギーの妨げにならないように、筋力を少しずつ加味して、ヘッドスピードを上げていくように練習をすれば、シャフトがどんどんシナル、スイングになっていきます。