「あぐら」で座ると、腰が引け、腰を丸めた、腰が曲がった、前屈みの姿勢づくりになってしまいます。
つまり、腰が入っていない体位になってしまうのです。
これも一要因でしょう、なぜ、日本人に「腰痛」が多いのか。
欧米では、胡坐をする風習がありません。
そのため、胡坐位ができないものです。
できないから、日本人ほど、猫背にはなっていません。
仮に姿勢を正しても、腰が引けた姿勢にしかなっていないことを認識しないことには、「腰痛」が改善する見込みはないでしょう。
あまりにも、腰を曲げた姿勢が、あるべき姿勢と勘違いしてしまっているからです。