握るほど、力を入れているから、パワーを出せると..。
それは錯覚です。
実は、腕力だけで、全身を使った運動をしていないのです。
発揮できるパワーの一部しか発揮していないのです。
だから、グリップは、柔らかく握りましょうという指導になっているのです。
握らないことで、全身運動を誘導するのです。
また、握ることで、筋肉が縮こまり、身体が強張ってしまいます。
でも、握らなければ、強張らせないため、動きやすいのです。
身体が動きやすければ、それだけ、スムーズに動けるので、身体がシナル動きがだせるのです。
グリップは、握るですが、実際には、引っ掛けるグリップなのです。
引っ掛けなら、持ちつつも、保持はできるのです。
パワーは、筋力だけから生まれるものではありません。
それ以外の要素もあることを知っていれば、どうして、握らないことでパワーを発揮できるかがイメージできるでしょう。