「股関節を柔らかくする」という表現を耳にします。
「股関節」という関節を柔らかくする?
なぜ、「股関節をストレッチする」とか、「股関節を解す」とは言わないのでしょうか?
- 「股関節を柔らかくする」意図には、股関節を働きやすくする
という意図が込められているからでしょう。
股関節が硬いと、動かしにくく、使い勝手が悪くなります。
また、体幹力が弱いと、股関節筋群を脱力させて動かすことが出来なくなります。
「股関節が硬い」コンディションでは、膝屈伸主導によって、股関節を動かせているだけになってしまいます。
これでは、棒立ちの腰高で、全身運動とはならず、パワーが出ません。
そして、「肩痛」「膝痛」「腰痛」を誘発してもしまうのです。