筋肉は素晴らしいということになってしまっています。
どんな筋肉をつけるかという、筋肉の機能性については、伝わっていません。
結果、人は、「筋肉量」を落とさないことにだけ、意識が囚われてしまっています。
筋肉は、収縮することで、身体を動かす働きがあります。
決して、筋肉は、勝手に、伸展することはありません。
ですので、身体を動かせば動かすほど、筋肉は使われはしますが、縮こまった筋肉になっていくのです。
つまり、意図的に、筋肉を伸ばすなどの筋肉ケアをしない限り、運動すればするほど、筋肉は肥大はしても、縮まった筋肉になってしまうのです。
そのためもあり、運動効果が限定的になってしまっているのです。
プロ・アスリートが、「筋トレをすると、身体が硬くなる」とか、「トレーニングをやり過ぎて、身体を痛めてしまった」というコメントは、こういう理由からなのです。