- 『脛をソファーに預けた流れで歩く、走る』
バランスが保たれたままでは、動きは生まれません。
それは、停止状態です。
常識では、停止状態から動き、動き続けるためには、筋力が働くことになっています。
そのため、筋力が衰えてしまうと、健康問題を抱えてしまうという理屈になっています。
そうなのですが、筋力の働きの衰退を予防すれば、老化は軽減できるのでしょうか?
筋肉は、収縮することで動きが生まれる構造になっています。
つまり、縮こまるわけです。
筋肉維持を図るとは、筋肉を縮こまらせるようにしていることになるわけです。
それでは、縮こまらせて、硬くなる身体づくりをしているようなものです。
だからでしょう、スポーツの指導者は、それほど、筋トレを初期からは課していないのは..。
硬くなった身体では、巧みな動きにはならないことを感覚的に知っているからです。
そこで、このドリルをすることで、体感的に、どんな動きをすれば、動きやすい身体づくりとなるかを知りましょう。
これにより、筋力に頼らずとも、動きが生まれることを知るでしょう。
そうすれば、運動を遣り過ぎることで、身体を痛めることはなくなるでしょう。