人間は、縮まり、硬くなり、曲がった姿勢になってしまう動物です。
今のコンディションでは、誰しも、緊張しているのです。
ですから、いくら呼吸をして、リラックスしようとしても、腰が曲がり、猫背の姿勢のままなら、動かしやすい肩関節や膝関節からの動作をしてしまうことには変わりがありません。
ゴルフでは、ですから、「手打ちスイング」にしかなりません。
「リラックス」の意図には、凝り硬まっている姿勢までも「リラックス」しましょうという意図があるのです。
- 『胡坐位、息を長く吐く』
ことで、腰砕けの、腰が丸まった、猫背になっていることに氣づきましょう。
だから、
- 『胡坐位、息を吐きながら、骨盤を立たせていき、前傾する』
ことで、骨盤内や腸骨際の筋肉を、伸ばすことで、腰が立った姿勢がとれるようにしていきましょう。
これにより、前屈み度合いが軽減されていき、肩からの「手打ちスイング」から、下半身と体幹を動かすことによる「手腕が振らされるスイング」ができるようになるのです。
肩から動いているようでは、いつまで経っても、「肩凝り」は解消されません。